考えこむ女性

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躁鬱病の症状は、なかなか自覚がしにくいという特徴があります。躁状態のときに至っては、調子が悪いどころか、絶好調と感じることもあります。しかし、周りから見ると異常な状態が続いていると目に見えてわかるため、そういったときには精神科や心療内科に行くよう、勧めてあげることが大切です。また、治療に関しても周りからのサポートが必要不可欠です。躁鬱病のときは、集中力が続きにくく、気が散りがちです。そうなると、薬の服用を忘れてしまうこともあります。通常、一度服用を忘れただけで大きく症状が悪くなるということはありませんが、それでも毎日飲み続けなければ効力がどんどん薄れていきます。さらには、深刻な躁鬱病になると就業できないということもあり、経済面でのサポートなども必要となる可能性があります。ただ、精神疾患も他の病気と同じように本人がかかりたくてかかっているわけではありません。また、精神疾患といっても躁鬱病は脳にある伝達物質に異常が起こっている状態です。気合いや根性などで症状が緩和されることはありません。むしろ、それで無理をさせてしまうと症状が深刻化してしまう可能性もあります。

親しい人が躁鬱病になったとき、まず大事になるのは病気への理解です。しっかりと知識を吸収し、サポートできる部分をサポートしてあげましょう。周りからサポートがあれば、本人も病気を認識しやすくなり、治療への積極性も増します。そうすることで、効果的に躁鬱病の症状を軽減することができるのです。